どうもmasamalu37です。
私が面白そうだと思った銘柄を調査して紹介する記事・二回目です。第一回目の「ピクセルカンパニーズ」を紹介した記事は↓です。よろしければこちらもどうぞ。
紹介する二回目の銘柄は・・・・
「メディアリンクス」様です!
・・・・紹介する前に、注意事項です。
※注意事項
株の購入などにつきましては、ご自身の判断でお願いします。たとえ損をしたとしても、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
本記事は「へー そーなのかー」と軽い気持ちでご覧になってくださると幸いです。
少々キツい言い方になってしまい、誠に申し訳ございません。
それでは紹介していきます。
メディアリンクス様について
メディアリンクス様は1993年4月に設立され、東京証券取引所に2006年3月に上場されました。
主な会社概要につきましては、次の通りです。
- 代表者
菅原 司 様
- 事業内容
放送や通信系機器の開発、販売。特にオリンピックやワールドカップなどスポーツイベントのライブ放送は得意分野のようです。
- 資本金
24億6700万円(2023年12月現在)
- 従業員数
77名(2023年3月末現在)
SBI証券様によると開発部員が従業員の半数近くを占めるとのことです。
他に米国、オーストラリアにも子会社があるので、世界各地で活動している企業です。
最近の株価につきましては、次の通りです。
- 2024年2月15日 → 31円
- 2024年2月21日 → 68円
- 2024年2月29日 → 120円
- 2024年3月13日 → 67円
- 2024年4月12日 → 117円
2024年2月中旬頃までは30円台でしたが、29日になると約4倍高くなっています。一時は下がりましたが、4月12日になると再び約120円まで高くなってました!
それでは、なぜ約30円だった株価が現在急に約120円まで上昇したのか、その理由について調査し述べていきます。
好調な理由①・新製品が大好評
メディアリンクス様の製品は世界各国で高い評価を受けていて、2014年にアメリカのテレビ業界に大きく貢献した個人や団体に与えられる文化賞「エミー賞」を受賞するという大きな実績があるほどです。
そんなメディアリンクス様が新しく開発した新製品「Xscend」も各地で大好評とのことです!
「Xscend」は機体の大きさはコンパクトだが「最大400Gbpsのネットワーク接続に対応可能」といわれています。
「bps」とは「1秒間で動かせるデータ容量の単位」であり、インターネットの通信速度で使用されています。
「bps」は1000の倍数ごとに「kbps → Mbps → Gbps」と変化し、大きいほど快適にインターネットに接続することが可能です。なので「1Gbps」は「1Mbps」の1000倍の速さなので想像を絶する速さです。
インターネットの各コンテンツを利用する(ダウンロード)に必要な速さは、
- メール、SNSなど → 約1Mbps
- 動画の視聴 → 5~30Mbps
- オンラインゲーム → 100Mbps以上
です。「400Gbps」となると4,000人近くの人々が快適にオンラインゲームをすることが可能なので、大規模なeスポーツ大会も余裕で開催できそうですね!
そんなコンパクトだが「400Gbps」の速さで省電力・コスト効率も優れている「Xscend」の影響で、メディアリンクス様には国内外で好材料が出ています。
- 2023年11月 → アメリカで「Xscend」が2024年7月26日に行われるフランス・パリオリンピック・パラリンピックに納入したことが発表される
- 2024年1月 → スペイン国内外で35年の実績を誇るIT企業「Broadcast Meditel」社とパートナー契約を締結
- 2024年2月 → NTTスマートコネクト様と業務提携契約を締結 / KDDI様の映像伝送サービスに「Xscend」が採用 / ブラジルの大手IT企業「Lineup社」とパートナー契約を締結
- 2024年3月 → ポーランドのテレビ・ラジオなどのメディア関連企業「Wachowiak & Syn社」とパートナー契約を締結 / 朝日放送様の回線システムに「Xscend」が採用
- 2024年4月 → スカパーJSAT様に「Xscend」が採用
今後も業務提携などをする企業が増えそうなので、楽しみです!
好調な理由②・円安
グローバルに活動しているということは、円安であれば海外で売れば売るほど儲かるということになります。
現在、
- アメリカドル / 円 → 153円
- ユーロ / 円 → 163円
と円が安い状態となっています。メディアリンクス様はアメリカやヨーロッパで企業活動を積極的に行っていますので、円安は追い風ではないでしょうか。
物価高になるので我々日本国民にとっては辛いですが(涙
好調な理由③・パリオリンピックの開催
メディアリンクス様はオリンピックなどの大きなスポーツイベントのライブ放送を得意分野としています。
そのオリンピックが今年2024年7月26日~8月11日にフランス・パリで開催されることになってます!(パラリンピックは8月28日~9月8日まで開催)
さらに先ほども述べた通り、アメリカではパリオリンピック・パラリンピックのおかげで「Xscend」が納入されました。アメリカの他にもスペインやブラジル、ポーランドの企業とパートナー契約を締結しました。
パリオリンピック・パラリンピック効果により更なる業務提携などが期待されることでしょう。
メディアリンクス様の懸念材料
メディアリンクス様にも懸念材料はいくつか存在します。主な材料は、
- 業績が2023年12月の時点では、経常利益が「ー3.3億円」、最終利益が「ー3.4億円」と赤字であること。
- 新製品の開発には多額の資金が必要となります。それ故に資金調達のためにMSワラントを行った過去があります。MSワラントにより株数が増えて1株当たりの価値が希薄化し、その結果株価が下がるリスクも高くなってしまいます。しかも得するのは機関投資家なので個人投資家は損しかしません!
- メディアリンクス様もピクセルカンパニーズ様と同じく、「継続企業注記銘柄」に指定されてます。指定されていると上場廃止、最悪の場合は倒産のリスクが大きいです!
- 某ファンドの影響が強い。某ファンドはかなりの強欲で有名です()
終わりに
以上によりメディアリンクス様の株価が好調である理由は、
「新製品が大好評」「今年はオリンピックが開催される」
ということが主な要因と考えられます。しかし懸念材料も存在して特に、
「継続企業注記銘柄に指定」「MSワラントを過去にやっている」
という点は注意です。しかし2023年3月23日に発行された某ファンドを割当先とする第17回新株予約権の行使が2024年4月11日で終了したので、ここから巻き返して欲しいと願うばかりです。オリンピックが開始される7月には株価はどうなってるのでしょうか・・・・。
そういえば調べてみると「Xscend」の「scend」は「上昇する」という意味のようです。
ぜひメディアリンクス様も業績などが上昇して、大企業に変化できますように!
【引用・参考HPなど】
・株探 様
・SBI証券 様
・GameWith光 様
・Google 様
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【2024年4月25日 22:26 修正】
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